セヤナー総合Wiki - セヤナーのプロフィール


名称

セヤナー
半角表記で「セヤナー」と書く場合も多い。

生物学の階級では、
動物界 Animalia
軟体動物門 Mollusca
腹足綱 Gastropoda
有肺目 Pulmonata
亜目ボイスロイド亜目 Voiceroidae
ボイロクリーチャー科 Voirocreatea
コトノハスライム属 Kotonoslima
セヤナー種 seyana
となる。

概要

元々は、肩昆布さんの行っていたマインクラフト実況※にて、溶鉱炉に落ちた琴葉茜(の変化した姿)として登場した。
これがいわゆるセヤナーの始祖的存在であるが、その後はマイクラや琴葉茜の枠を超え、様々な環境で活躍するセヤナーやその亜種が発見されることとなる。
そのため現在のセヤナー作品においては「セヤナーは琴葉茜の変化した姿」という設定を採用しているものは少ない。
また、セヤナー作品を作りたい場合は、ガイドラインを守ればセヤナーの素材や設定等は自由に使うことができる。

【Minecraft】ほのぼのダンジョン攻略記 Part10【ミク+ゆかり実況】

性格・気質

基本的には優しく穏やかだが、ワガママさや傲慢さを見せる場面も多々あり、セヤナー同士で争い合うことも珍しくない。
また全体的に楽観主義的であり、自分の都合の良いように物事を考えるため、野生のセヤナーであっても敵対生物に対する危機感などに関しては少々薄い部分がある模様。
その一方で、弱者に縄張りを譲る、飼い主の看病を買って出る、等、献身的な賢さを見せる場面も多いようだ。
特に親子関係にあるセヤナー同士の結びつきは強く「好物を見つけた親セヤナーがそれをまっさきに子供へ与える」「子供を守るため勝ち目のない外敵に対しても果敢に立ち向かう」などのエピソードが広く語られている。

高い声で「セヤナー」と鳴く姿が有名。
原作者の肩昆布さんの動画によれば、ボイロのソフト上で、
音の速度:0.5  音の高さ:2.0
に設定し、音声データを書き出してからAviUtl上で再生速度を110にする事で再現が可能。
また、一般的な傾向として小さいセヤナーは声が高く、大きいセヤナーは声が低い。

言語能力

人の言葉を話すことで有名なセヤナーだが、その言語能力は個体によって大きく異なる。
このwikiの事典に掲載されているような定型文しかしゃべらないセヤナーもいれば、流暢に人間とコミュニケーションをとることのできるセヤナーもいる。

肉体

多くは、身体の90%が水、7%がタンパク質、1.5%が糖質、1%が脂肪、残り0.5%は不明と見られている。
原種(野生)はタンパク質が多く筋肉質、飼いと野良は母セヤナーの状況によるが脂肪が多いと思われる。
亜種は、全く当てはまらないものもある。

サイズ

後述のように様々な性質を持つセヤナーが存在するためこれといったサイズ感は存在しない。
無理やり分類するなら下記の3通り程度になると思われる。

ノーマル
サッカーボール程度の大きさのセヤナー。たぶん一番多く見かけるサイズ。
ノーマルセヤナーの幼体の大きさは、下記のミニチュアセヤナーの成体の大きさと同一である、という事例も存在する。

ミニチュア
ミニチュアセヤナーとも呼ばれる、水槽で飼われるタイプのセヤナー。
小さいものでビー玉サイズ、大きいものでもゴルフボール程度のサイズ感である。

ジャイアント
軽自動車に匹敵、またはそれ以上のサイズ感を持つセヤナー。非常にレア。
俗にジャイアントセヤナーと呼ばれる。
記録にある最大の物は文字通り山のように巨大だったらしい。

また、ノーマルサイズ以外のセヤナーを単純にセヤナーの亜種として扱うことも可能ではある。
しかしその一方で、出世魚のように長い時間をかけて成長した結果がジャイアントセヤナーだとする説や、サイズ感の違いは個体差や環境が起因するなどとする説も提唱されている。

知能と運動能力

動物としては破格の知能を持つ一方、サイズに比べてかなり低い運動能力と言う比較的人間に近い性質と言える。
知能に関しては主に環境適応に発揮され、野生であれば冬季の暖のために火を使うケースもあれば人間に飼われてしばらくすると人間の言葉を理解し喋るようになる場合もある。
飼い主がアホの子だとより際立ち、その家の中限定で人間より賢いセヤナーが出現することになる。
もっとも、この知能の高さが野良セヤナーを害獣と見なす原因でもある。
運動能力は、ほぼ同じサイズの犬猫に数匹のセヤナーが負けるほど低い。
ただ個体差の大きい生物であるため、目にもとまらぬ速度で移動したり足を生やして爆走する個体も存在する模様。

髪飾りについて

非常に敏感で重要な器官であることが知られており、基本的にセヤナーはこれを触られたりイジられたりする事を好まない。
仮になんらかの要因により髪飾りが欠損してしまった場合、「仲間からセヤナーと認識されなくなり、迫害の対象となる」「全体的に能力が下がり寿命も短くなってしまう」など、致命的なデメリットが存在する模様。
精密な器官のためか、再生力の高いセヤナーでも一度欠損した髪飾りの自己修復は難しいようだ(専門の医師による治療によって修復されたという事例はある)。
また、前述のように髪飾りを欠損すると仲間からセヤナーと認識されなくなるため、セヤナーは髪飾りによって視覚的に他者を見分けているのではないかという説が有力だったが、複数のセヤナーが存在する場にて1匹のセヤナーに帽子やキグルミ等を被せ髪飾りの一部または全部を隠したところ、特に変化は起こらなかったので、単純な視覚というよりはもっと超常的な何かが関係しているのかもしれない。

好きなもの

好物として挙がるものにエビフライやチョコレート、遊具としてはカブトムシ(玩具を含む)または自分と同形の人形等を好む。
特筆すべきは、たぐいまれな嗅覚を持ちながらミントを忌避せずダヨネーと友好関係を築くことである。
ことエビフライに関しては本能レベルでの好物であり、実物を見たことがないセヤナーにエビフライを見せたところ、それを好物とわかったという観測結果もあるほど。

嫌いなもの

弱点や天敵が多く、またワガママな個体もよく見かけるセヤナーだが、雑食なため何でも食べる。
ただし、以下のものをセヤナーに与えると危険な状態になったという例も一部であるらしい。

・レモンや酢などの酸性(ph3以下)を持つもの(身体が軟化し、運動能力が乏しく低下するため)
例:りんご、栄養ドリンク、コーラ

・カニフライ(なんかすごいことになる)

・プロテイン(腕が生える)

雑食性であるが、個体差ごとの好みや環境による影響が大きい模様。
前述のようにエビフライとチョコが好物として有名だが、野生の個体でこれらの好物を口にできるセヤナーは非常に稀であるらしい。
味覚が発達しているためか味にうるさい個体も多く、一部では、好物を与え続けると舌が肥えて安い餌を食べなくなる等の事例が確認されている。
反面、生ゴミを食べて生活している野良セヤナー等の存在も認められるので、偏食のあるセヤナーは消化器官等の性能というよりは精神的な要素が大きいのかもしれない。

分布

世界各地に水陸を問わず生息すると言われている。
環境適応能力が高すぎるため、同じ見た目でも生態はまったく異なっているという事象も珍しくない。

糞と排泄

セヤナーの排泄に関する事柄は、これまでに下記の事例が報告されている。

事例1 
セヤナーは糞や排泄をしない。食べたものは全て体内に吸収することができる。(できない場合は様々な分泌物になる)

事例2 
セヤナーは普通に糞を含む排泄をする。

事例3 
セヤナーは糞をせず、消化しきれなかった物質をなんらかの固形物として体外へと吐き出す。
主として粘液に含まれることになるため、セヤナーに入浴は欠かせない要素となる。

生殖と繁殖

セヤナーの生殖に関する事柄は、これまでに下記の事例が報告されている。

事例1 
セヤナーはセヤナー同士で通常生殖することができる。
ダヨネーとの生殖も可能とされているが、セヤナーとダヨネーの子はセヤナーになるのか、ダヨネーになるのか、または両方の性質を受け継いだ雑種になるか、詳細は不明。

事例2
ある程度成熟し体積の増えたセヤナーは、全身運動にかかる総エネルギー量の節約と種の保存を両立するために分裂し子を作る。いわゆる分裂説

事例3
セヤナーはなんらかの方法で他の生物をセヤナーへと作り変えて繁殖する。いわゆる感染説

熱に対する耐性

セヤナーの始祖が溶鉱炉で生まれたため、原種のほとんどが熱への強い耐性を持つことが確認される。
一説ではコンロ程度の炎はもちろん溶岩にも耐える個体もいるが、イエセヤナーは品種改良の弊害によって50〜80度クラスまでの熱にしか耐性しかもたないこともある。
また、他の恒温動物のようにコロニーを形成して暖を取りながら冬眠する傾向から、寒さには基本的に弱い。

毒に対する耐性

セヤコロリのような専用に調整されたものでもない限りほぼ効かないレベルで高い耐性がある場合が多い。
しかし毒入りの食べ物とそうでない物が並んである場合、高い知能によって毒の入っていない物を選り分けて食べる。
毒は単純に味が若干マズイーから選り分けられるようだ。
……そのあと別の個体が毒の入った方を見つけると食べてしまうようだが。

すっぱいものに対する耐性

セヤナーに関する俗説のひとつに、すっぱいものを食べたり、身体にかけたりすると体が柔らかくなり溶けるというものがある。
有名なのはレモン。
ただ、この状態は単純に身体が柔らかくなっているだけであり、特に弱っているというわけではないらしい(ただし、柔らかくなった身体は動かしにくいようだ)。
そのためすっぱい成分が身体から抜けると元に戻るのだとか。

野良セヤナーと野生セヤナーの違い

一般的には、砂漠や森林などの自然の中で暮らしているセヤナーを野生セヤナー。
ペットとして品種改良されたイエセヤナーが何らかの理由で(主に街中で)野良化した状態のものを野良セヤナー。
と広義では区別されるが、様々に定義される。
また、野良セヤナーの子は分類上野良セヤナーとなるが、種別的には野良セヤナーであっても、何代に渡って自然環境で生き抜くことができれば、隔世遺伝や野生種との交合によって野生セヤナーとしての能力を取り戻すこともある。

他の種族

元となるボーカロイド、ボイスロイドに類似した生物が種々存在するが生態系や詳細は不明である。
セヤナーとの近似種としては、水棲セヤナーやダヨネーが有名か。
前述の分類学的に記せば、現在確認されている種族は以下の通り。

ボイロクリーチャー科 セヤナー属 セヤナー種(原種)
ボイロクリーチャー科 セヤナー属 セヤニャー種
ボイロクリーチャー科 セヤナー属 水棲セヤナー種
ボイロクリーチャー科 セヤナー属 共食いセヤナー種
ボイロクリーチャー科 セヤナー属 イエセヤナー種(※1)
ボイロクリーチャー科 セヤナー属 ミニチュアセヤナー種
ボイロクリーチャー科 セヤナー属 ジャイアントセヤナー種
ボイロクリーチャー科 セヤナー属 ダヨネー種(※2)

ボカロクリーチャー科 クリプトン属 ウタウヨー種
ボイロクリーチャー科 カッポギー属 カッポギー種
ボイロクリーチャー科 トーホグ属 ズンダァ種
ボイロクリーチャー科 セヤナー属 ズンダー種(※3)
ボイロクリーチャー科 タミヤス属 ソダネー種

※1 ペット用に品種改良された種であり、俗称として飼セヤナー等があげられる
※2 セヤナーと極めて近い性質を持つため交合が可能であるが、種が混交しているかは表面上判別できない
※3 ズンダァ種とは別種であるが、同系列として扱われている

ダヨネーとの関係性

セヤナー属のスライムたちは、生息範囲が重なる場合にのみ種が違っても互いにコロニーのような関係を築き共生しているケースが多く、中でもセヤナーとダヨネーの共生はよく知られる。
そのためセヤナーと共にダヨネーを飼う場合も多い。
お互い「アオイー」「オネーチャーン」と呼び合うその関係性は別種でありながら姉妹のごとく仲が良く見える。
ただ、セヤナーとダヨネーの生殖によって誕生した子がセヤナーとダヨネーだった場合、本来的な意味でも姉妹とよんで差し支えないだろう。
また、場合によってはダヨネーがセヤナーに比べて希少な存在であったり、セヤナーとダヨネーの間で争いが起こることもあるようだ。
※ダヨネーのページも参照