セヤナー総合Wiki - セヤナーイラストの作り方

用意するもの


■パソコン
デジ絵をやりたい場合は基本的に必須
ただ、最近はスマホやタブレットでも描くことができるようになったらしい
全てをアナログで完結させるなら必要ない


■ペンタブ
パソコンに繋げて使用する周辺機器。これがあると紙にペンで描くような感覚でデジ絵を作ることができる
昔はほぼ必須の扱いだったが、最近は前述のようなタブレット作画なども可能になってきているので必ずしも必要というわけではない
セヤナー以外にも本格的にデジ絵をはじめる予定の場合は購入したほうが便利だと思う
また、パソコンで描く場合でペンタブを使わないなら、必然的にマウスで描くことになる


■スキャナ
紙などに描いたものをPCに取り込む場合に必要になる。最近はプリンターにオマケでついていたりもする
最悪、スマホのカメラなどで代用も可能。下書きからPCで行う場合は不要


■ペイントソフト
以下に代表的なものを上げるので好きなものを選択しよう

・MSペイント
「Windowsマーク→アクセサリ→ペイント」で起動できる
これで絵を描くのはメモ帳で小説を書く以上に大変なので基本的には選択肢から外しておこう
描画上の機能の低さはもちろんの事、何と今時標準機能に近いと思われる背景透過PNGの出力も出来ないため
ただ単に大変というのみならずキャラ素材制作にも使い道がない
しかし起動と動作はすさまじく軽いため、例えば背景やスチル画像の縮小拡大トリミングをピンポイントでやりたいときは便利

・SAI
有料ペイントソフトのひとつ。定番品その1
機能が絞られているので圧倒的に使いやすく、レスポンス重視で紙に描くような使用感を求める人におすすめ。
一方特殊効果フィルターのような機能はほとんどない。
パッケージ販売はなく、試用版にライセンスを購入する方式。
ニコ生お絵かき配信を見ると使われている確率が高い

・クリップスタジオペイント
有料ペイントソフトのひとつ。定番品その2
SAIより、というか大抵のペイントソフトより高機能だが複雑さに敷居の高さを感じる人も多い。
ただユーザーも多いため、how toやtipsが解説サイトやツイッターにあふれており参考に困らない。
アニメ出力に対応(pro/debutでは24コマまでのうごイラ)

・Pixia
無料で使えるペイントソフトの老舗的な存在。
ワコムのペンタブにオマケで付いていた事もある。
どうしても無料で揃えたい場合には候補に入るが、有料ソフトに比べると使いこなすのは難しい。

・フォトショップ
Adobeファミリーの一角。ペイントもできるが、基本的には画像加工が本業のソフト。
凝ったイラストを描く場合は、「SAIなどで作画→Photoshopで加工」という流れが王道のひとつではある。
プロ向けソフトのため学生割引をきかせてもなお非常に値段が高く、最初から購入するのはおすすめできない。
ただ、コラージュやデザインなどをやりたい場合はこれひとつで全てまかなえる程度には高機能。

・イラストレーター
Adobeファミリーの一角。
名前のせいで勘違いされやすいが、いわゆる萌え系のイラストを描くソフトではないので注意しよう。
アイコンっぽいイラストやちびキャラのイラスト、デザイン系の作業に向いている。ベクター形式なので後述のマウス描きができるのが最大の特徴。

・フォトショップ エレメンツ
フォトショップの廉価版。
適当なペンタブを買うとオマケでついてくることもある。持っていて損はない。

・ギンプ(GIMP)
画像加工系のフリーソフト。ジンプとも読む。
無料ソフトでフォトショップのような事をしたい場合に候補に入るが、扱いが難しいことに定評がある。
出来ることの多彩さはフリーとしては破格な一方、重さも半端ではない。
フォトショップ同様有償・無償の数多くのプラグインが存在する(ほとんど英語だが)

・Paint.NET
ちょうどMSペイントを超強化したようなフリーソフト。
ペイントとは言うものの、筆圧対応がなくフィルターによる加工が豊富と、得意なことはGIMPに近い画像加工系と言える。
それでいて起動も動作も非常に軽い。
多数のプラグインが存在するが、アップデートで古いものが使えなくなってしまうこともしばしば。
なおメタルセヤナーにはこの金属化プラグインが使用された。

・FireAlpaca
低スペックのPCでも軽快に動作するのが特長のフリーのペイントソフト。
メッシュ変形はクリスタよりも滑らかで高速。
起動時に広告が表示されその広告料が運営に入るので、応援代わりにクリックするのもいい。
Steamの有償版では広告がなく、プログラム制御のブラシスクリプトを作れる。

・MikuMikuDance
MMDと略されるフリーソフトで、ユーザーによりセヤナーの3Dモデルが公開されている。
基本的には初音ミクを始めとしたさまざまな3Dモデルでアニメを作るツールで、商業アニメにも使われたことがある。
背景とポージングさせたキャラを組み合わせた綺麗な画像出力も可能になっており、MMD静画クラスタという沼の深い世界を形成している。
言うまでもなく上に挙げられたペイントソフトたちとは使い方の根底から違う。

描き方の方法

・ペンタブオンリー作画
ペンタブを使ってPCオンリーで制作する方法。たぶん一番王道

・アナログ作画+ペンタブ作画
下書きなどはリアルの紙と鉛筆などで行い、ペン入れや着色をパソコンで行う方法
スキャナーやカメラが必要だが、ペンタブに不慣れな場合などには有効
着色とペン入れは最悪マウスだけでもできる

・アナログオンリー作画
鉛筆やペンなどを使って下書きから仕上げまでをアナログで行う方法。
一切のデジタル機器を必要としないが、ネットにアップするためには結局スキャナかカメラがいる。

・マウス作画
マウス描きという特殊な技法を使って描く方法。
イラストレーターのようなベクター系のソフトを使用し、ベジエ曲線を操るようにして描く。
萌え絵には向かないが、セヤナーなどのマスコットっぽいキャラクターを描くのであれば候補に入る。

・スマホ作画
スマホやタブレットの画面を液タブのように扱い絵を描く方法。
指でやるのは修羅の道なので、別途タッチペンを用意する必要がある。

セヤナーのイラスト作品の分類

セヤナーのイラスト作品は、大きくわけて以下のふたつに分けられる

■ペイント系
セヤナーを自分で作画する王道の方法
自分の絵柄のセヤナーができあがる

■コラージュ系
肩昆布さんなどが作画し公開している画像素材のセヤナーと、その他の画像を組み合わせて新しい画像作品を作る方法。いわゆるコラ
こちらをやりたい場合は、ペイントソフトではなくフォトショップやギンプなどの画像加工ソフトのほうが向いている
MSペイントなどを使うと「雑コラ」と呼ばれるものができあがる

描けたら

pixivニコニコ静画などに投稿しよう
動画を作る場合は、自作素材のひとつとして流用できる場合もある