セヤナー総合Wiki - セヤナーカフェへようこそ
人通りの多いとある商店街におしゃれなカフェがあった。
カフェの名前はセヤナーカフェ、セヤナーと触れ合うことのできるカフェだそうよ。

この店には店長らしき初老の男性と数人のスタッフと大小様々な何十匹ものセヤナーで経営されている。

どんな店なのかと、さっそくなかに入ってみることにする。
カランカラン・・・ 「イラッシャイヤデー」「ヤデ-」「ヤデ-」
セヤナー達がお出迎えをしてくれたセヤナー達は髪飾りに専用のアクセサリーを付けていた。
噂通り、いろんな大きさのセヤナーが店内にいた。仕事をしているセヤナーに、お客さんの甘えるセヤナー
お客さんの膝の上で頭をなでられて「ヤー♪」と上機嫌なセヤナーもいる。天国です!天国ですよここは!!

お店のスタッフに誘導され、空いている席に座る。
何匹かのセヤナーが私のもとに近寄り、各々「ヤー」「イラッシャイヤデー」「ヤデー」と笑顔で声にだす。
やばい!可愛すぎて持ち帰りたい!!
でも残念・・・、このお店、セヤナーの持ち出しを固く禁止しているの。
もし持って帰ろうとすれば、店内の出入り口についてる防犯センサーにセヤナーのアクセサリーが検知されて
即効で警察に通報って店内のチラシに載ってあったわ。
まあ、仕方ないよね・・・。

そう私が落胆しているときに、ある一匹のセヤナーが私にすり寄ってきた「スリスリーー イイニオーイー」ひんやりしててすごーい
私もセヤナーの体をさすってあげる。ぷにぷにしていて超やわらかーい!
「ヤーデー♪ キモチイイー♪」ととろけた顔でとろけた声で鳴いた。
しかも何?!この子。とってもいい甘い匂いがするー。
ちゃーんと清潔感を保って上げればこのようにいい匂いがするって話を聞いたことがあるけど、
実際にその匂いを嗅いでみるととてもわかるわ。もしこの状態で外にだしたらすぐに野生動物のごちそうになりそう。


さて私は一通りセヤナーの感触に堪能してから、メニューを見始める
料理自体は、普通のカフェと似たようなメニューが多いのですが、中にはセヤナー用のごはんもあります。

この店の最大の特徴は、頼んだメニューを店にいるセヤナーにあげてもいいという点でしょう。
メニューに載ってる物はすべてセヤナーが食べられる物になっているそうだ。
ただ、エビフライは載っていなかったよ。
これはメニューの最初のほうに書いてあったのだけれども、

エビフライはセヤナーにとって、自然界では普段滅多に食べることのできない超高級食材です。
我々人間が当たり前のように食べているエビフライでも、セヤナー達にとってはそうではありません。
またエビフライは、セヤナーの本能にとても強い刺激を与えますので、
安易に与えてしまうと、言う事を聞かないとっても我儘な子になってしまったり、大繁殖を起こしたりします。
最悪の場合、エビフライに依存してしまう体になってしまいます。
そのため当店では、エビフライは普段から提供はさせていただいておりません。
また、外部からエビフライやその他の飲食物を持ち込んで与えるといった行為も、当店では固く禁じております。
あらかじめご了承ください。

しかし、当店では特別にセヤナー達にエビフライを与えてもいい日を設定しております。
その日のみ、特別にエビフライメニューを用意いたします。
もしセヤナー達にエビフライを与えたい方は下記の日にちにイベントを行いますので、ぜひご来店ください。
次回 〇月〇日 開催

んー、ざーんねん。
でも逆に言えば、そのイベントの日に来れば、エビフライをあげられるってことよね。
またその日にもう一回こよーと。

おっと、話が大幅に脱線してしまった。メニューメニューっと。
昼ごはんを食べに来たので、本来なら軽食とかを選ぶ予定だったのですが、セヤナーが可愛すぎてついご飯をあげたくなってしまう。
そこで、私は最初からいきなり杏仁豆腐とフルーツカットの盛り合わせを注文する。


数分後。さっそく料理が運ばれてくる。
重たい料理なら人間のスタッフが普通に持ってきますが、軽い物ならセヤナーが運んでくれるそうよ。
勿論運んでくるセヤナーは一定以上の大きさのセヤナーが担当し、窓際のレーンをつかって持ってくる。
セヤナーが盛り合わせを「ヤ! デー! ヤ! デー!」と言いながら体で押しながら運んでくれていた。ヤダ、頑張る姿が可愛くてご褒美上げたい!!

「ハイ、ドーゾ」 そういって盛り合わせを私の目の前まで運ぶ。私はその中からイチゴのカットをとって
「セヤナー、セヤナー」と言って運んでくれたセヤナーが帰るのを呼び止める。
「ンー? ナンヤー?」と不思議そうな顔を浮かべる、もう、甘やかしたいよー。
「セヤナ、口開けてー、ハイ、アーーン♡」「アーン」パク キャー♡ 食べてる!!、食べてるよー!!
食べ終わったセヤナーは最高の笑顔を私に見せて、あまーい声で「オイシカッター アリガトナー」と返してくれたー キャー♡(≧∇≦)b 可愛い!!!

私は、デザートを他のセヤナー達にあげようと思って店にいるセヤナー達を呼びかけた。
すると、「ナンヤー?」「ハーイ」と各自声をだしながら集まって来てくれた。
なんと1,2,3,4, 嘘!? 軽く9匹くらい集まったよ!!
大きさは手のひらサイズからサッカーボールサイズまでいろんなセヤナーが集まった。やだぁ♡ もぅカワイイ♡
集まったセヤナーに、この頼んだデザートを全部上げる事にした。「みんなー、食べてねー」といってセヤナー達の前にだす。
そしたらそしたらー。「アリガトナー」「メッチャウレシイ」「ヤッター」「イタダキマース」「ヤーーデ!!」て各々言って
デザートをお上品に仲良く食べ始めた。すごーい!
普通セヤナーって一つの皿に何匹も集まると、取り合いになったりとか、ならなくても皿の周りがちょっと汚れたりしてしまうのですが、
ここのセヤナー達はそんなことがなく、皿に盛られたフルーツを一つ一つお行儀よく食べていく。本当にすごーい!

食べ終わったセヤナー達は私に、「アリガトナ-」「ゴチソウサマ-」「ヤーデ」「ウマカッタ-」と各々お礼を言って丁寧にお辞儀した。
本当に可愛いなー♡
3匹程は満足したのか、私の席を離れていきましたが、残ったセヤナーは私にすり寄ってきます。
「スリスリー」「ナデナデー」本当に持ち帰ってうちの子にしたいわー♡


さて、可愛いセヤナー達をぷにぷにするのもいいんだけれども、そろそろ私もちゃんとごはんをたべようかなーと。
そう思い、普通に料理を注文した。


私は一通り食事を楽しんだあと、本格的にセヤナーと触れ合うことにした。
お店の中にはセヤナーと触れ合える触れ合いコーナーがあって、そこで遊ぶこともできるの。
一応有料にはなるんだけど、カフェで何か料理(一人1200円以上)を頼んでいたら無料で遊ぶ事ができちゃうの。
ふれあいコーナーはカフェの2か3倍は広く、セヤナーの数もカフェにいる数よりも多くのセヤナー達がお客さんと遊んでいる。
さっそく私も入場してっと。

入るとすぐに近くにいた3匹のセヤナに「ヤ,アソンデー」「オネーサン」「サワッテ-」と遊んでほしいとせがまれちゃった。
もうなんというか、抱きしめたくなっちゃって3匹とも抱きしめちゃった♡
こうやって触れ合う事は勿論の事、広場においてあるオモチャでセヤナーと遊んでもいいのよ。
あ、でも手荷物は持ち込み禁止になってるの。盗難防止とセヤナーにとって有害なものを持ち込まれないようにするためらしい。
もしオモチャを持ち込みたい場合は店員さんに行って許可をもらわないといけないようになってるの。
逆に許可さえしてもらえば持ち込んでいいし、置いて帰ってもいい(後日返却はできない)との事で、
カブトムシのオモチャを持ってきたの。それをこの3匹のセヤナー達に見せてっと、
「ヤー! カブトムシ!!」「ヤーウチナー,アソブ-!!」「カブトムシヤー!」
そういって3匹でカブトムシのオモチャにすり寄ってじゃれついて遊びだした。もうほんっとかわいい♡
でも取り合いのケンカをしないって、なんかすごいねー。

私は他におもちゃがないかとあたりを見渡す。
「ネコじゃらし」ならぬ「エビじゃらし」、スーパーボール、おはじき、様々な種類のキャラ物の人形など
色んなものが置いてあった。でもセヤナーのサイズの関係で小物が多かったよ。

それ以外に私は気になるものを見つけた
広場の端っこに動物園とかでよく見かけるカプセルマシーンが置いてあって
そこでセヤナー達にあげるおやつとして、コンペイトウ、アメ、チョコ、ビーンズ、グミなど様々なおかしが用意されていた。
よく見ると、当然ながら有料(お金は専用の貸し出し袋に入れることで持ち込みできる)ではあった。
おやつが欲しいのか、カプセルマシーンの近くで待機していて、私たちに「カッテー」「ウチナー、タベタイ」っておねだりしているセヤナーもいた。
あげたいけれども・・・サイフがスッカラカンになっちゃったの。またおろしてこなくちゃなー。残念・・・

私もこういう言う事をちゃんと聞いてカワイイセヤナーが欲しいなあって思って、近くの店員さんに飼育の方法とか聞いてみると、結構特殊っぽかった。
店員さん曰く、1から育てているわけじゃなくて、業者か保護団から、仕事ができるように教育されたセヤナーを購入して
そこから、セヤナーに仕事を教えてからお店に出しているんだって。
残念ながら通常のセヤナーショップでは買うことはできないらしい。
実際に飼うってなるとやっぱり大変っぽいから、とりあえずはここに来れば遊べるし、今は飼わなくてもいいかなー


私は営業時間ギリギリまでセヤナーとの触れ合いを堪能した。はあー、天国のような場所だったよー!
それに、店員さんから貴重なお話もしてもらえたし、大満足!
エビフライの日かー、その時が来たらまた来てみよーっと。